正しい「人の目を気にしかた」講座

正しい「人の目を気にしかた」講座

「人の目を気にする」ってなんでしょうか。

 

日本に住んでいると、必要以上に要求されることの多い「人の目を気にする」こと。

流行りのオンラインサロンや新進気鋭のベンチャー企業などでは、人の目を気にしてる暇があったらどんどん動け!人の目を気にするのは時間の無駄だ!という新しい価値観に基づく風潮が目立つように感じます。

 

しかし、古風な体質の企業な田舎の地域社会、教育現場などではまだまだ「人の目を気にする」ことが要求されるのではないでしょうか。

 

私は、

「人の目は最低限、普遍的なレベルでは気にするべき」だと思います。

 

普段の私の性格や発言を知っている人からみれば、意外かもしれません。

しかしこの「最低限、普遍的なレベル」というのは、「不潔にならない程度の清潔感、及び身だしなみ」や、「相手が誰であろうと不快に思わせる言葉遣いや態度」のことを指します。

 

例えば、何日も風呂に入っていない悪臭を伴う人や、結婚式などのフォーマルな場にサンダル海パンで現れる人。後者はんなやついねえだろって言われそうですが。

これは「人の目を気にしなさすぎ」です。良くないですね。

 

また、後者の例としては「何もしていないのにいきなり悪口を言ったり殴りかかる行為」など。誰だろうと不快ですよね。

長年生きていれば、(まだ33年だけど、)このような人は実際に存在します。

目が合うだけでやかってくるチンピラ。「俺ドSだから」などとしょーもない免罪符を自分で付けて悪口言いたい放題の人。

 

こういう人たちも「人の目を気にしない」んでしょうけど、「気にしなさすぎ」です。場合によっては警察に捕まりますね。

 

本来、「人の目を気にしなさい!」というセリフは、上記に示したような明らかに迷惑な人に向けて使うべき言葉だと思います。

 

 

ところが。

 

 

現状、日本において実際に使われがちな場面は、上記よりはるかに難解な局面が多いです。

 

その代表格は、「別に悪くない意味で目立っている人」に使われているのではないでしょうか。

 

会社で上司に言うべきことをはっきり言う。

プライベート、フォーマルじゃない場面で奇抜な服装をする。

一般的には意見を言いにくい局面で自分の意見を億さず言う。

非正規雇用、生涯未婚など、「前時代の社会では」イレギュラーとされた生き方を選択する。

 

こういったことをしたところで、「普遍的なレベル」で迷惑な訳ではありません。「一部の人が”主観的に”不快、迷惑と感じる」だけです、

むしろ、意見をはっきり言うなどは場の生産効率を上げるなどプラスに働く可能性も十分あるでしょう。非正規雇用で働いたところで誰も不快に感じません。

生涯未婚もしかり。気にするのは少子高齢化対策関係者くらいでしょうよ。

こういう局面での「人の目を気にしなさい!」は、わかりやすく翻訳すると「私の目を気にしなさい!」です。更に言えば「私が気持ちよくなるようスタイルを改めなさい!」です。

 

はっきり言って、ただのオナニーです。

しかし、日本中の至るところでこのオナニーが繰り広げられているみたいなんです。

 

だから、「生き苦しい社会」になってしまう。

 

人の目は、必要なレベルだけ気にしませんか?

他者に過剰な要求するのは、やめませんか?